KYO

「今日」を紡ぐというコンセプトから、日の出を想わせるビジュアルを軸にした刷新。白黒写真に紅色のアクセントを効かせ、一般的なタレント事務所とは一線を画す、“俳優が主体となる場”としての個性を明瞭に示しました。

クライアント
提供したデザイン
サイト

紅と墨が照らす、KYOの“今日”から始まる才能発信

プロジェクトについて

「KYO」は、広告とタレント事業を手がける株式会社FORYOUが新設した、俳優マネジメント専用のレーベルです。FOR YOUが培ってきた広告・SNS領域でのプロフェッショナンスをベースに、俳優個々の個性と人間性を大切にする場をつくることを目的にスタートしました 。Webサイトでは、「KYO(今日)」というコンセプトに立ち返り、日の出を連想させるビジュアルと、日本の伝統色である紅色と墨色のコントラストをデザインの要に据えました。トップページでは俳優のモノクロ画像を中心に配置し、紅をアクセントに使うことで、日本的な美意識とモダンさを同居させています。これにより、タレント事務所としての印象を刷新し、個性と品格が共存するブランドイメージを構築しました。

Issue

課題

タレント事務所は差別化が難しく、独自性が伝えづらい状況です。また、多くの事務所サイトのように華やかさはあるものの、“俳優の魅力”を本質的に感じさせるビジュアル演出が不足してしまう懸念がありました。

Challenge

私たちの挑戦

「今日(KYO)」の思想と日本ならではの色彩感覚を融合しつつ、俳優一人ひとりが持つ存在感を際立たせるデザインに挑戦。日の出を彷彿とさせる構図や、紅と墨の色彩で視覚的な物語性を構築しました。白黒写真による静謐さと、アクセントカラーの緊張感を両立させています。

Outcome

結果

タレント事務所としての“新しさ”と“品格”を兼ね備えたビジュアルアイデンティティを確立。KYOというブランドならではの世界観がサイト上で直感的に伝わるようになり、タレントの魅力を引き立てる場としての認知を高める設計が実現しました。

仲間

伊藤 優樹

Yuki Ito

ビジュアルデザインやUIデザインを中心に担当。デザインの一貫性と操作性を重視し、全体の品質を支える役割を果たす。

ヤナギタジョー

Joe Yanagita

ブランドのビジョンや世界観を刷新し、企画からコミュニケーションまでを統合的にディレクション。クリエイティブ全般の統括を担う。

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